1991-08-07 第121回国会 衆議院 本会議 第2号
一方、国際収支面では、貿易収支の黒字幅が拡大傾向にあり、こうした状況が継続した場合には、再び国際的な批判が起こることも憂慮されます。 こうした観点から、対外不均衡を着実に是正しつつ、我が国の景気をより息の長いものとするためには、内需の拡大を中心とした経済運営を図るべきであり、そのための機動的な経済政策の実施が肝要であると考えます。総理の今後の経済政策に対する所信をお伺いするものであります。
一方、国際収支面では、貿易収支の黒字幅が拡大傾向にあり、こうした状況が継続した場合には、再び国際的な批判が起こることも憂慮されます。 こうした観点から、対外不均衡を着実に是正しつつ、我が国の景気をより息の長いものとするためには、内需の拡大を中心とした経済運営を図るべきであり、そのための機動的な経済政策の実施が肝要であると考えます。総理の今後の経済政策に対する所信をお伺いするものであります。
しかし、中期的に考えますと、統制経済から市場経済への移行というような非常に大きな困難な問題を抱えている、また、国際収支面でも東ヨーロッパはかなり困難な問題に直面する可能性があるだろう、また現在、東ヨーロッパ全体を合わせて見ますと約一千億ドルという、これはメキシコ、ブラジル並みの累積債務がございまして、この問題がしばらくおもしとなってのしかかってくるということで、中期的にはいろいろ困難な問題が生じるのは
現下の我が国農林水産業を取り巻く内外の諸情勢について見ますと、我が国の社会経済が広範かつ多様な変化を遂げてきている中で行財政改革の推進が求められるとともに、国際収支面での経常収支不均衡を契機として国際協調型経済構造への変革が要請されてきております。
現下の我が国農林水産業を取り巻く内外の諸情勢について見ますと、我が国の社会経済が広範かつ多様な変化を遂げてきている中で行財政改革の推進が求められるとともに、国際収支面での経常収支不均衡を契機として国際協調型経済構造への変革が要請されてきております。
○武藤(山)委員 私が聞きたいのは、こういう国際収支面におけるアンバランスを解消をしていく努力をしなければならぬ、これはそう短期間に解消なんかできませんね。これはアメリカ側も承知しておると思うのですよ。世界じゅうの先進国も、こういう日本の構造がそう簡単に直るとは期待していないと思うのですね。これはかなり時間をかけなければ、なかなか均衡をとれるようにはならない。
そこで、十月二十一日の対策を講じました際にも、内需を拡大することによって国内の景気を振興することはもとよりでございますけれども、この内需の拡大によりまして輸入も増大させるということによりまして国際収支面にも好影響を期待するということを念頭に置いたわけでございます。
一方、わが国経済に対する影響でございますが、原油価格の低下によりまして原油輸入代金約六十五億ドル、レートによりますが、おおむね一兆五千億円程度という国際収支面での改善があるということかと思われます。一方、同じく世界経済モデルによりますと、実質GNPへの影響は一年目〇・三五、二年目〇・九三という効果が期待できるかと思われます。
国際収支面から見ますと一割弱のところを担っておるということになろうかと思います。
逆オイルショックの影響につきましては企画庁でいろいろと研究をしておりますが、最近の数字に基づいてたとえば成長率にどのように影響するか、これはまだまだこれからの状況でございますが、一般的に申せば、もう言うまでもなく、国際収支面、さらにまた企業面、家計面、さらにまた物価面において、オイルショックと逆の良好な状態を生ずるかと思います。
その結果、私どもに対しましては、国際収支面で経常収支がたとえば五十六年に暦年で四十七億の黒でございますが、長期資本が約九十億ドルばかり出ております。その中で金利差で引っ張られているというようなものを大変大ざっぱな計算をいたしますと、半分ぐらいあるというような影響を受けます。これが一つでございます。 それから二番目には、レートが弱くなりますから物価に徐々に影響が出てくるという問題がございます。
したがって、石油危機といいますか、あるいは石油価格の高騰によって国際収支面等における危機に直面している開発途上国に対しましては、ことに石油を輸出していない非産油開発途上国に対しましては、この一次産品共通基金というのがいわば新たな追加的な資金を受け入れる機関として働くことになるものであります。
一方、国際収支面では、経常収支が大幅な黒字であったところから、円高になるという、内外ともにきわめて厳しいものがありました。 こうした情勢に対処するため、政府のとった公共事業の執行を中心とする積極的な経済、財政運営、あるいは金融政策面からの景気回復策は、当初の目的を十分に達成することができず、遺憾なことでありました。
その中で五十三年後半に第二次の石油危機が発生したわけでございまして、石油危機発生によりますインフレ的な効果はようやく脱しつつございますし、国際収支面でも改善の傾向はございますけれども、特にデフレ的な影響がなお残っているということかと思われます。
最近の世界の経済情勢に目を転じますと、多くの国々が、相次ぐ石油価格の上昇など困難な経済環境のもとで、景気の後退、物価の高騰あるいは国際収支面の悪化などへの対応に苦悩しています。その中で、わが国の経済は、このところ比較的順調に推移していますが、今後のわが国をめぐる経済環境は、ますます厳しさの度を増すものと思われます。
最近の世界の経済情勢に目を転じますと、多くの国々が、相次ぐ石油価格の上昇など困難な経済環境のもとで、景気の後退、物価の高騰あるいは国際収支面の悪化等への対応に苦悩しています。その中で、わが国の経済は、このところ比較的順調に推移していますが、今後のわが国をめぐる経済環境は、ますます厳しさの度を増すものと思われます。
国際収支面では、経常収支は大幅な赤字を続けておりますが、その赤字幅は漸減していくものと見込まれます。 しかしながら、最近、個人消費や生産の一部には従来と異なった動きも見られます。海外経済もアメリカの景気後退が続いており、西欧諸国の景気拡大のテンポが鈍化しております。このため、景気の先行きにつきましては必ずしも手放しで楽観し得なし状況にあると考えられます。
国際収支面では、経常収支は大幅な赤字を続けておりますが、その赤字幅は漸減していくものと見込まれております。 しかしながら最近、個人消費や生産の一部には、従来と異なった動きも見られるようになっております。海外経済も、アメリカの景気後退が続いており、西欧諸国の景気拡大のテンポが鈍化しております。このため、景気の先行きについては、必ずしも手放しで楽観し得ない状況にあるものと考えられます。
このところ、国際収支面では経常収支が大幅な赤字となっており、また、卸売物価の急激な上昇が続いておりますが、これはともに原油を初めとする海外産原材料価格の高騰という、共通の要因に根差すものであります。海外産原材料高そのものが卸売物価を押し上げるとともに、経常収支の赤字を拡大し、それが円安をもたらすことによって卸売物価をさらに押し上げるという状況でありました。
このところ、国際収支面では経常収支が大幅な赤字となっており、また、卸売物価の急激な上昇が続いておりますが、これはともに原油を初めとする海外産原材料価格の高騰という、共通の要因に根差すものであります。 海外産原材料高そのものが卸売物価を押し上げるとともに、経常収支の赤字を拡大し、それが円安をもたらすことによって卸売物価をさらに押し上げるという状況でありました。